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100% Made in JAPAN
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上州絹屋の製品は、素材から加工まで全て国内で製造しています。
群馬県で生まれ育まれた上質で希少な絹のみを使用しており、薬剤を使用しない製法で作りあげた絹ならではの肌馴染みの良さと天然の抗菌力*でさっぱりとした使い心地を味わえます。
(*99.9%抗菌 群馬県立試験研究機関にて検査)
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たったの0.1%!? 稀少すぎる国産生糸
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~明治から昭和に至る日本の経済発展を支えた製糸業~
富岡製糸場を擁する群馬県(上州)は、養蚕製糸の一大産地でした。
ところが時代・文化の変化と共に、ここ50年近くで140分の1程度にまで減少し、いまや国産生糸のシェアは0.1%にまで落ち込んでいます。
このままでは無くなってしまう…。
途絶えつつある産業を、後世へと引き継ぎたいという思いから『上州絹屋』は生まれました。
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防腐剤を使用しない独自の技術で製糸する「ぐんま200」
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『上州絹屋』では群馬県オリジナル品種「ぐんま200*」の蚕を使用しています。
薬剤を一切使用せずに洗浄するため、繭に含まれる天然のタンパク質「セリシン」を多く残したまま仕上げることができます。製糸(繭から糸にする)の時、繊維がほぐれやすくするために繭を煮立てるのですが、煮立てた繭は非常に腐りやすくカビなどが生えやすいため、通常ホルマリンや防腐剤が使用されます。
『上州絹屋』の原料は薬剤を使用せず製糸するため、安心安全にお使いいただけます。
また、自社の蚕室でも養蚕しており、餌となる桑の葉も国内で収穫されたものにこだわっているため、手間をかけて作り上げています。
(*群馬県蚕糸技術センターが平成5年に育成した品種)
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天然のスキンケア成分セリシン
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繭から生まれた天然タンパク質「セリシン」は、人間の皮膚に組成が近い「セリン」というアミノ酸が豊富に含まれているため、肌馴染みも良く、保湿・保護・美白・抗酸化作用に優れたスキンケア成分として注目されています。
1本の絹糸は2本の「フィブロイン」とその周りを取り囲む「セリシン」という2種のタンパク質で構成されています。一般的にイメージする光沢感のあるシルクは、セリシンが除去されてフィブロインがむき出しになった状態の絹糸で織られています。しかし、この除去されるセリシンこそが天然のスキンケア成分なのです。
セリシンは、人間の皮膚に組成が近く、天然保湿因子(NMF:Natural Moisturizing Factor)である「セリン」というアミノ酸が豊富に含まれています。またセリシンには、肌にダメージを与える脂質過酸化を抑制する抗酸化作用や紫外線吸収機能、メラニン色素の産生に関わるチロシナーゼの活性を阻害する働きがあります。その昔、絹糸の精錬(セリシンを除去する作業)に携わる職人の手は白くてしっとりしていることが多かったそうです。これは、セリシンの効果と考えられています。
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(写真:絹糸の断面)
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●セリシン:精錬(アルカリ処理)で取り除かれるタンパク質で、天然のスキンケア成分を多く含みます。セリシンの残っている生糸は、ピンとした張りと硬さがあり、柔らかさと光沢はありません。
●フィブロイン:精練後に残るアミノ酸物質。精練によりセリシンが除去されると、三角断面が光を乱反射して絹特有の深みのある光沢が出ますが、スキンケアの有効成分が失われます。
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『セリシンタイプ』と『シルキータイプ』
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◆『上州絹屋』のバスアイテムには、『セリシンタイプ』と『シルキータイプ』があります。
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【天然のスキンケア成分・セリシンが残っている状態で、特殊な方法で繭から製糸された網状生糸を使用。空気層を含んだ構造とシャリ感が特徴です。】
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【セリシンを除去した絹糸を使用。ボリュームを抑えたスムースな肌触りで、タオルと肌を濡らし、気になる部分をやさしく撫でるように使います。】
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絹の力
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●保湿効果:保湿性が非常に高いセリンを含むセリシンの効果で、お肌に浸透して潤いを保ちます。
●UV吸収機能:セリシンには人の体に有害であるとされる波長(200~300mm)の紫外線の透過率を抑える効果があります。
●抗酸化作用:セリシンが持つ活性酸素の働きを抑える力で、シワやシミ・ソバカスなどの原因となるチロシナーゼを阻害します。