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9月7日(土)「めざましどようび」に取り上げられ羽生田社長が出演しました!大好評「幻のキャベツ2玉」のリワードを追加しました!!!
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\8月1日公開/ Instagram30.4万人のフォロワーを誇る【Shun】によるレシピ監修
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- 「幻のキャベツ419」をShunはこう食べる
【「幻のキャベツ419」のだしポタージュ キャベツソテー添え】
<食材>
・幻のキャベツ419 ½玉
・昆布 8g
・水
・バター
<付け合わせ>
・幻のキャベツ419
・甘長とうがらし
・ホタテ
<仕上げ>
・パルミジャーノ・レッジャーノ
・黒胡椒
・ディル
<作り方>
1. キャベツは芯を薄切り、葉の繊維を断つようにざく切りにする。
2. 鍋にバターを熱し、キャベツの芯を炒める。柔らかくなったら、葉を加えて炒め、
全体が少ししんなりしたら昆布とひたひたの水を加える。
3. 蓋をして、弱火でじっくりと煮込む。塩胡椒で味付けをする。
4. ミキサーやブレンダーでピューレ状にし、裏ごしする。
5. 付け合わせを焼く。キャベツは芯をつけたまま1/8のくし切りに、甘長とうがらし
と、ホタテの表面をそれぞれソテーする。
6. 器に盛る。付け合わせを盛り付けてから、温めたスープを優しく注ぐ。パルミ
ジャーノ、黒胡椒、ディルを添えて完成。 - ↓ プロジェクトページはここから ↓
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きゃべつの物語
- 平成元年、キャベツの一大産地嬬恋村で、新たな品種を試みようと栽培したのが「麗峰1号(育種番号419)」です。
驚くほど甘く、驚くほど柔らかい食感のキャベツは、とても美味しいと瞬く間に評判となり、農家はこぞって「419キャベツ」を栽培しました。JA嬬恋では419の数字入り段ボールまで作って出荷するほど、嬬恋村大全体で盛り上がったのです。
しかし、とても柔らかい葉肉が災いし、荷痛みや尻部に黒すみ(すす病)が出やすいことで見た目の悪さから、スーパーや市場から徐々に敬遠されるようになりました。しまいには、JA嬬恋も取り扱いをやめてしまい、下火になった「419キャベツ」は、販売目的で栽培する農家はおらず、完全に表舞台から消え去ってしまいました。 -
羽生田売店の物語
- その当時、野菜の卸を生業としていた羽生田売店の社長羽生田は、これほど美味しいキャベツを無くしてはいけないと思い、キャベツ農家へなんとか栽培できないかとお願いにまわりましたが、JAが取り扱わないキャベツを栽培してくれる農家はいるはずもなく、一件も見つけることはできませんでした。
「このままでは無くなってしまう・・・」
羽生田は考え抜いた末、一年発起。自ら農業に転身し「419キャベツ」の栽培をはじめることにしました。
しかし、今まで野菜の卸をしていた為、キャベツを栽培する土地も、土地を耕すトラクターもありませんでした。農業を一からはじめるだけの資金的な余裕もなく、銀行からも門前払いをされ途方に暮れる日々が続きました。そんな中、土地探しで巡り合ったのが、農家が購入することのない開墾が必要となる岩が多く残る土地と山でした。値段的にも手が届く範囲であったため、畑を開墾すればいいだけだ、と購入をすぐに決めました。数トンの岩を取り除き、木を伐採して畑を開墾する作業を行いながら、本業の野菜の卸を営む毎日。1日2時間の睡眠は当たり前でしたが、今思い返しても楽しい毎日でした。
「419キャベツって、とても美味しいね」と言って食べるお客さまの笑顔を想像するだけで、苦労など感じなかったのです。 -
ーあれから25年ー
有難いことに、「美味しいキャベツがある」と口コミで徐々に広がりはじめました。いつしか、市場に出回らないことから「幻のキャベツ419」と呼ばれるようになりました。最近ではSNSやメディアで「幻のキャベツ419」を取り上げていただく機会が増え、直接お店へお問合せいただくことも増えてきました。永い年月はかかりましたが、「美味しい」と喜んでいただけることだけを願って地道に栽培しつづけてきたキャベツが、ようやく日の目を見はじめました。
(「幻のキャベツ419」は羽生田売店の商標登録商品です) -
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嬬恋村独特の自然がもたらす恩恵
- 日本のキャベツ総出荷量の半分を占める、キャベツの一大産地嬬恋村は、群馬県の北西部に位置する標高の高い地域です。日本百名山の浅間山、草津白根山、四阿山など標高2,000メートル級の山々に囲まれ、村の平均標高は1,000m、かつ年間平均気温は8℃前後と冷涼な気候に恵まれた高原地帯です。キャベツは、日本の平坦部では秋から春にかけて多く作られますが、嬬恋村のような高冷地は冬から夏にかけて作られます。高温や干ばつに弱いため、成育の適温である15~20℃となる6月~9月に嬬恋村は最盛期を迎えます。また、嬬恋村独特の「昼夜の温度差」「高原特有の朝露」「夏場の多い降水量」という自然の厳しさを受け、平坦部では再現できない驚くような甘みと、柔らかい葉肉を生み出すことができるのです。
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\朝採れ直送/ 農家から食卓へお届けします
- 「幻のキャベツ419」の収穫最盛期は、販売開始から2時間で売り切れてしまいます。長年のファンの方も多く、東京さらには大阪から毎年キャベツを買い付けに来られる方もいらっしゃいます。今シーズン、群馬銀行グループが運営する購入型クラウドファンディングサイトTSUNAGU+で「朝採れ直送販売」を決めたのは、嬬恋村まで足を運べない方へ直接届けたいという思いがあったからです。「食べてみたいけど遠いからいけない」というお声を、ここ最近耳にする機会が増えました。
農業に転身したときに、「こんなに美味しいキャベツを、なくしてはいけない」と思ったように、食べてみたいというお声に、精一杯お応えしたいと思います。それが私たちの理念なのです。