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\ど迫力!/ 日本最大級のクワガタ【オオクワガタ】
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【オオクワガタ】は大人気!
- オオクワガタのオスは、鋭く湾曲したあごをもっているため魅力を感じる人は多く、人気の高い昆虫です。オスの体長は30~70ミリ、短いあごのメスは30~45ミリが平均的です。日本の野生個体で体長がオオクワガタより長くなる種類はいますが、胴体割合が大きく体幅が広いため、体積では日本最大級のクワガタといわれています。幼虫は約3年間かけて成虫へと成長し、そこから数年生きて生涯を終えます(冬眠します)。
オオクワガタは朝鮮半島や中国、そして日本で生息していますが、乱獲や丘陵地の開発・森林伐採などにより、野生個体の生息が危ぶまれており、環境省のレッドデータブックでは絶命に瀕(ひん)していると記されています。
かつて1990年代には、マニアの間で「黒いダイヤモンド」と呼ばれ一大ブームを巻き起こし、80ミリの野生オオクワガタが1,000万円と高額な値段で取引されて話題となりました。
近年では繁殖法が確立され、流通量も多いことから手の届く範囲の値段で購入できるようになりました。 -
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大人しい性格だから、とっても育てやすい!
- オオクワガタの性格は大人しく、とってもマイペースです。
野外では、普段は木の洞穴などに身を潜めているため、ご自宅での飼育中は当社が開発したマットの中に潜っていてなかなか現れないこともあるかもしれません。そのぐらい大人しいうえに臆病なのです。飼育は時々霧吹きで水分を与えたり、餌のゼリーを交換する程度で、犬や猫といったペットのように手間はかかりません。
観葉植物を育てる感覚で、生活の一部にとけこんでくれるはずです。 - ☆オオクワガタの成虫、オスとメスが自宅に送られてきます。産卵までの過程を研究しよう☆
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大きく育てるには幼虫の時期がとっても大事!!!
- オオクワガタは、「卵」「幼虫」「蛹(さなぎ)」「成虫」と変化する完全変態昆虫です。
完全変態昆虫と不完変態昆虫があり、定義はとてもシンプルです。幼虫から成虫になる過程で蛹になるかどうかです。完全変態昆虫は、幼虫と成虫で姿がガラッと変化するため、蛹から成虫になるまでの過程は飼育の楽しみとなります。
また、オオクワガタは成虫になってから大きくならないため、いかに幼虫を大きく育てるかが成虫を大きくするためのポイントとなります。そこで、オオクワガタの幼虫を大きく育てるのに最適なのが、当社の「菌糸ビン飼育」なのです。
当社の主業であるきのこの菌を用いて、幼虫のすみか・餌(えさ)の役割を菌糸ビンが担います。大きく育つ上に、手軽な飼育方法として近年定着してきました。
直射日光の当たらない静かな場所に置き(温度20~25℃が望ましい)、酸欠や乾燥・蒸れに注意しながら、3ヶ月に1度の餌交換をおこない、成虫になるまで菌糸ビンの中で神秘的な変化を楽しみながら飼育します。
ビンで育てるため、ご自宅(マンションでもOK)で長い時間楽しめます! - ☆幼虫が自宅に送られてきます。菌糸ビンで成虫になるまでの過程を観察しよう!どこまで大きく育つかな!?☆
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昆虫と「きのこ」の秘密
- 近年、オオクワガタの飼育技術が劇的に向上したのは、日本でオガクズを利用した「きのこ栽培」が盛んだった事に秘密があります!
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\かっこいい!/ 昆虫の王様【カブトムシ】
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- 実は、カブトムシもきのことの関係が深い昆虫です。
日本で椎茸(しいたけ)の原木栽培が広がると同時に、全国へ分布が広がったという説があります。
カブトムシはオスにある1対の角が、兜の正面の飾り(前立て)に似ていたことが由来とされています。オスの体長は30~54ミリ(角を除く)、メスは30~52ミリが平均的です。褐色のずんぐりした体に、力強い脚が生えています。カブトムシの寿命は約1年で、約8ヶ月の幼虫期間を経て初夏に成虫となりますが、オスはペアリングを終えると9月ごろに死んでしまいます。成虫になってからの寿命は1~3ヶ月程度です。メスは卵を産んで次の世代を残す大切な仕事があるため、オスよりも1~2ヶ月程度長く生きます。
カブトムシは、昔からオスどおしを戦わせたり、ものを運ばせたりと身近にある「かっこいい昆虫」として人気が高いです。
当社では、キノコで分解されたオガをさらに発酵させ、カブトムシに最適な「発酵マット」と呼ばれる商品を生産しています。カブトムシは「発酵マット」をとても好みます。
このマット使えば、カブトムシの産卵から幼虫飼育まで行うことができます。
初心者の方でも簡単に飼育できます。 -
- ☆カブトムシの成虫、オスとメスが自宅に送られてきます。産卵までの過程を研究しよう☆
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月夜野きのこ園の想い
- ゲームやインターネットなど、「学び」「遊び」のツールも充実してきた現代ですが、一方で、生き物の「命」についてリアルに学び、楽しみながら育てる機会が減ってきたように思います。生き物を飼育する過程では様々なアクシデントがあります。そんな経験を是非ともこの機会にご家族で共有し、話題にしていただけたらと考えています。当社の主業はきのこ栽培ですが、技術を生かして昆虫から「学び」「遊び」を発信しています。地域では、数年前から子供たちに向けてイベント開催をおこなったりと、活動の場を広めています。
飼育してみないと体験できない感動を伝えたい。
この夏、「昆虫飼育」をご家族の共通の興味・話題にしてみては、いかがでしょうか。 -