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創業61年の老舗企業がお届けする、蒟蒻芋ジン「MIYAMA」
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群馬から世界へ
- 日本の伝統食品、群馬県の特産物であるこんにゃくを料理としてではなく、料理に合うものとして皆さまに提供したいと考え、スッキリとした味わいの蒟蒻芋ジンをつくりました。
私たちは、蒟蒻芋ジン「MIYAMA」でこんにゃくの需要減少を解決し、国内外問わずこんにゃくの認知度を向上させることを目指しており、クラウドファンディング終了後、世界へ発信していくことを考えています。
まず初めに、フランスの首都パリにある日本食を販売する老舗店舗SOCIETE KIOKO(ソシエテ京子)での取り扱いを予定しています。 -
「MIYAMA」名前の由来
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- 蒟蒻芋には「あかぎおおだま」「はるなくろ」「みょうぎゆたか」「みやままさり」など、様々な種類があります。群馬県の上毛三山である、赤城山・榛名山・妙義山が名前の由来です。「みやままさり」は、この3つの種類(あかぎおおだま・はるなくろ・みょうぎゆたか)よりも勝る品種を目指して開発、命名されました(3つの山より勝る→みやままさり)。
本プロジェクトでは、「みやままさり」の品種を採用しています。
「みやままさり」の語源となった『3つの山』の「三」をモチーフに、「まさる」ことを形で表現し、全体のデザインは「みやままさり」の独自性を際立たせ、シンプルに表現しました。
今後、世界での販売も計画してることから「ジャポニズム(19世紀後半に日本美術や工芸がヨーロッパの芸術家たちに大きな影響を与えたこと)」と日本美術が注目されたように、「MIYAMA」も世界で注目され、影響を与える大きな存在となることを目指しています。 -
蒟蒻芋ジン「MIYAMA」ができるまで
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蒟蒻芋の現状と、新たな可能性
- 群馬県は蒟蒻芋収穫量が全国の9割以上と、そのシェアは圧倒的です。
元々、日本各地で蒟蒻芋は作られてきましたが第二次世界大戦後、食糧増産のために他県では収穫期間の短いさつまいもなど、他のイモ類に栽培を切り替えてきました。群馬県では蒟蒻芋の栽培条件や土壌が適していたこともあり、品種の育成や栽培技術の向上を図り増産してきました。
現在では、地域特産物としての地位を確立しています。
しかし、食生活の多様化に伴い、和食中心(おでん・すきやき等)に使われてきた蒟蒻芋を原料としたこんにゃくの消費量は年々減少傾向にあります。
そこで、日本の伝統食品、群馬県の特産物であるこんにゃくの需要拡大・認知度向上を目指し、新たな取り組みとしてお酒の製造を試みました。試行錯誤の末、蒟蒻芋の独自性を表現できるジンに辿り着いたのです。 -
蒸留酒の原料には高級芋「みやままさり」を100%使用
- ジンは通常、大麦やジャガイモ、ライ麦などを蒸留酒の原料としていますが、「MIYAMA」では蒟蒻芋を使用しています。
蒟蒻芋は、収穫するまでの期間が2~3年程度と長く、気候により収穫量が大幅に変動します。手間暇がかかるとても貴重な芋の為、昔は乾燥した蒟蒻芋を「黒いダイヤ」と呼んだ時代もありました。
本プロジェクトは貴重な蒟蒻芋を使用する上、種苗法により種芋(生子)の売買が制限されている、群馬県以外で入手困難な高級芋「みやままさり」を100%使用しました。 -
- 写真:収穫した高級芋「みやままさり」
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ジンが完成するまでの、こだわりぬいた「製造方法」
- 一般的なジンの製造方法は、原料(大麦やジャガイモ、ライ麦等)を発酵させ、連続式蒸留器で蒸留酒を造り、バスケット法と呼ばれる蒸留器上部にある銅製のかごにジュニパーベリーをはじめとした数種類のボタニカル(ハーブやスパイス)を入れ、共に再蒸留させることで香り付けを行い製造します。
今回は、群馬県で収穫された高級芋「みやままさり」の特徴を最大限に活かすため、製造方法にもこだわりました。
一般的に使用される連続式蒸留器では純度の高い、クセの少ない蒸留酒を造ることができますが、今回は蒟蒻芋本来のフレーバー・ニュアンスを残し、独自性を表現できる伝統的な単式蒸留器を使用して蒸留酒を造りました。その後、ジュニパーベリーをはじめとした数種類のボタニカルをバスケット法ではなく、今回は伝統的な浸漬法(しんせきほう)により香り付けを行いました。浸漬法とは、ボタニカルを蒸留器の中に直接漬け込み蒸留させる伝統的な製法で、ボタニカルの特徴をよりはっきりと抽出することができます。
蒟蒻芋本来のフレーバー・ニュアンスが残る蒸留酒に、数種類の厳選したボタニカルを加えることで、今まで出会ったことのない、スッキリとした味わいのジンが完成しました。 -
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国内コンペティション金賞受賞、注目度の高い芙蓉酒造協同組合様のお力添え
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- 写真:芙蓉酒造協同組合 開発部長 依田様(左)と、株式会社津金沢 営業部長 津金澤(右)
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- 本プロジェクト、蒟蒻芋ジン「MIYAMA」の製造には、明治20年創業の老舗酒造メーカー、芙蓉酒造協同組合様(本社:長野県佐久市)にお力添えをいただきました。
近年クラフトジンの製造にも力を入れており、2022年には東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで金賞を受賞するなど、注目度の高い酒造メーカー様です。
蒟蒻芋ジン「MIYAMA」にもこのエッセンスは受け継がれます。 -
蒟蒻芋ジン「MIYAMA」の楽しみ方
- その昔、ジンはハーブやスパイスといったボタニカルをふんだんに使っているため、様々な健康効果を期待し、薬として用いられていました。
また、ジンはプリン体が0で糖質も限りなく0に近いため、健康を気にされる方でも手に取りやすいお酒として、近年注目されています。
アルコール度数は40度と高いものの、ハイボールのように炭酸水で割ることで、ご家庭でもジンソーダとして気軽にお楽しみいただくことができます。
ジンソーダは、炭酸の発泡感やジンのスッキリと爽やかな風味を感じられる飲み口で、お好みでレモンやライム、バジルを加えると、より華やかなお酒に変化します。
蒟蒻芋ジン「MIYAMA」本来の風味を味わいたい方は、是非ロックでお楽しみください。
「MIYAMA」はクセの少ないスッキリとした味わいのため、和食にも洋食にも合わせやすく、料理を選ばないため、お食事とお酒を共に楽しむことができます。
ここでしか出会うことのできない、蒟蒻芋ジン「MIYAMA」を、是非お試しください。 -
- ※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています